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コラム

2023.08.16

足爪のお悩み9 巻き爪について2

 

巻き爪 は、爪の側面が皮膚に向かって曲がって伸びている状態を指します。



もともと爪は巻いて伸びてくる性質がありますが、足ゆびに体重がのることで爪の側面は平らになります。巻いていても痛みがなければ、伸びた爪が引っかからない程度までお手入れするだけでも良いと思います。伸びた巻き爪の正しいお手入れ方法をお知らせいたします。

1. 爪のカドは残す:爪の先端はまっすぐ、爪のカドは残します。そうすることで、爪が皮膚に食い込むのを防ぐことができます。爪やすりを使って引っかからない程度まで短くやすります。爪切りやニッパーの使用は爪が割れたり切りすぎたりするリスクがあります。
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2. 適切な靴と靴下の着用:窮屈な靴や高いヒールの靴をなるべく長時間履かないようにします、つま先に指の幅一本分くらいの十分なスペースのある靴を選びましょう。また、通気性のある靴下を履くことで、足の湿気を軽減できます。

3. 清潔を保持:爪周囲の皮膚を清潔に保ちます。爪の間やワキに汚れや角質がたまらないようにブラシ(使わなくなった歯ブラシでもいいです。)でケアを行ってください。

4. 保湿:皮膚を柔らかく保つために、適度な保湿を行うことが大切です。しかし、保湿剤を爪の下に入れないように気をつけてください。乾燥して固くなると痛みを伴うことがあります。

痛みや腫れが増す場合、または感染症の兆候がある場合は、医師に相談して専門的な治療を受けることを検討してください。